女面
男面
狂言面

亀谷 治代
横浜市戸塚区在住。
私にとって「面を打つ」とは、その時代の名工達が打った本面を座右に置き、造形の写しから彩色まで、どこまで再現に近づくことができるかの奥の深い世界ととらえています。
しかし、私のレベルでは、ほとんどのものが重要文化財級である“本面” を側に置くことなどできるものではありません。先輩諸氏や先生方の“写し” を、または型紙や写真等を参考に打っていきます。彩色は日本の伝統的な彩色技法ですすめていきます。木の香りを嗅ぎながら一刀一刀彫りすすめカタチになっていく過程、微妙な色合いで変幻する彩色の世界など、この温故知新の作業がとても楽しいものです。
一面を制作するのに相当の時間がかかります。でも、なにごともスピードが求められる昨今において、自分の体内時計にゆっくり感がうまれる心地よさを体験できるのも魅力です。そして、どの創作趣味でも言えることでしょうが、新しい段階にすすむにつれ、集中する時間が長くなり日々のストレスが和らぐことです。
略歴
山口市に生まれる
1963 年 阿佐ヶ谷美術学園卒
アクセサリー製造卸会社勤務
アクセサリーデザイン担当
1977 年 湘南木の実会入会
1985 年 湘南木の実会戸塚教室を開設・主宰
1995 年 龍樹会入会
毎年横浜能楽堂・龍樹会展に出品
(最終:2010 年)
1996 年 新構造社入会第69 回新構造社展
(東京都美術館)
新人賞受賞(彫刻部・木彫)
1999 年 第72 回新構造社展(東京都美術館)
会員賞受賞2000 年 新構造社退会
2001 年 第37、40 回具象美術展
(横浜市民ギャラリー)
大賞受賞(彫刻部・木彫)
2008 年 面打師吉田豊氏に師事能面打ちに専念
2012 年 「戸塚能面を打つ会」開設
2020 年 能面打ち師として「龍樹会」講師として
現在に至る





















































